Food Facilities Consultant(FFC)業務のご案内
2025,4,30
●設計事務所に設計を依頼した、施工会社に設計施工で依頼したが希望通りの工場ができるのか社内で分かる社員がいない。
●設計を受けたけれど、食品工場の設計経験が無く、このまま着工させて、後で問題が発生するか心配、
●でも依頼してしまった、受けてしまった。この段階で何処に相談したら良いのか分からない。
そんなお悩みにお応えするフードファシリティーコンサルタント業務をご紹介いたします。
FFC(フードファシリティーコンサルタント)とは
弊社の今日までの食品工場設計業務を通じて得た食品工場計画から設計迄のノウハウを生かし、設計図を描かない設計事務所の新たな業務として、全ての食品工場において求められている要求性能が確実に反映されているかを確認し助言を行います。
施主の立場でのFFC
食品工場の建設経験が少ない会社の場合、社内にある程度の知見を持った社員を用意する事が出来ず、発注先の設計事務所や施工会社が作成した設計図書等の内容が求めている性能であるのか判断が出来ない。
そのような場合、施主の立場で依頼先の設計事務所、建設会社が行った各段階における設計図書を精査し確認を行います。
依頼を受けた設計事務所・施工会社の立場でのFFC
食品工場の設計経験があまりない設計事務所、施工会社に対しては、計画から設計に至る各段階で作成した設計図書等が要求性能を満たしているのか何かしらの方法で確認したいが何処に相談したら良いか分からない場合、弊社が内容を確認し適切な助言を行います。
FFCを業務とした理由
弊社の代表は15年以上建築の民事裁判における調停委員の立場で、食品工場の建設に係わる施主、設計事務所、建設会社間の係争の解決に携わって参りました。
係争は完成後に瑕疵といわれ、不具合が表面化することで始まります。
その原因の多くは、関係者に食品工場建設の知見が無く、知り合いだから、設計施工ならば安いから等の理由で依頼をし、又は依頼された結果によります。
どのような経緯で依頼されたとしても、FFCを利用していただければ問題の発生を防ぐ事が出来ると考えています。
CMと何が違うのか
CMはコンストラクションマネージメントの頭文字を意味しています。
分離発注する事が多く、それぞれの責任範囲と調整が必要となる、主に欧米で行われている業務です。
日本においては、大きくは設計と施工又、施工においては建築と設備に分かれるくらいな為、本来は必要とされない業務と思いますが、発注社側に専門的な知見が無く、投資規模が大きい場合、リスクに対して保険を掛ける意味合いで考えられ、従ってある程度の規模の工場以外はCMは不要と考えます。
食品工場の経験が多い設計事務所や施工会社であれば、CM業務は通常の業務の中で行っています。
今回取り組むFFC業務は、CM業務から施行に関する精査を外し、計画及び設計段階の検討に重点を置き、完成後に問題となるような事案を防ぐ事を業務の目的としています。
又、設計施工を受けた建設会社にも利用可能な業務となっております。
費用を抑え、利用のしやすさを目指しております。